今までにない画期的なﾋｰﾀｰ内蔵ﾊﾞｲﾌﾞの登場です｡寒い季節にﾋﾝﾔﾘ冷たいﾊﾞｲﾌﾞでは､いくら優秀なﾊﾞｲﾌﾞでも所詮は玩具と思ってしまうもの｡手馴れた人は温感ﾛｰｼｮﾝの併用や､ぬる湯で温めるなどの工夫で温もりを得るでしょうが､準備するのも一苦労です｡近年､目覚しい進歩を遂げた素材も本物には勝てない最大のｳｨｰｸﾎﾟｲﾝﾄがこの温度であり､まさに待ちに待った新機構として賞賛を贈りたいﾊﾞｲﾌﾞのはずでしたが･･･､想像する要求ﾚﾍﾞﾙまで達しておらず初期ﾓﾃﾞﾙに多い完成度の低さを感じてしまいました｡導入時に必要な先端は温まらず､竿中心部がわずかに温もりをもつ程度で､他のﾊﾞｲﾌﾞと比較して分かる温度差は“暖”と銘打つのはやや行き過ぎかと｡このﾊﾞｲﾌﾞは熱を発するというより､ぬる湯で温めたぬくもりを長時間持続させてくれるそんな位置づけで考えたほうが良いかもしれません｡発熱抜きでもﾊﾞﾗﾝｽが良い商品なので､もう少し値段が手頃だったらなｰとも思うものですが本末転倒でしょうか?