商品自体は昔を思わせる懐かしいﾊﾟｯｹｰｼﾞﾃﾞｻﾞｲﾝに､ﾎｰﾙも見るからに昭和的｡超未来型R-1ｼﾘｰｽﾞも発売した直後の新商品入りですが､それに恥じないだけの特徴は勿論引っ提げております｡一言でいえばその“きつさ”｡素材もけして硬い訳ではないが近年の超人肌素材と比べるとやや劣り､柔らかさの系統自体が違うといえます｡同じ柔らかいでも､しっとりすべすべというよりは､しっとりぺたぺたといった感じでしょうか｡しかしながら､そのきつさを楽しむにはむしろ都合のよい素材といえましょう｡導入部が丸くなっており当て面積が少ない為､直径8ﾐﾘのきつめﾎｰﾙとくれば導入に若干手こずる曲者のﾎｰﾙですが､一旦挿入してしまうと､そのﾀｲﾄな作りと鋭角な溝に一瞬で導かれてしまう方も多いでしょう｡肉厚で締めるのではなく穴の狭さで締める為､しつこいようなその吸い付き具合はまた新感覚かもしれません｡突き当たりにﾛｰﾀｰをｾｯﾃｨﾝｸﾞし､簡易電動ﾎｰﾙとしても提案されている分､ﾎｰﾙの奥行は15ｾﾝﾁと十分｡まったり志向がもてはやされている現状において､これほどのﾀｲﾄﾎｰﾙは貴重な存在でしょう｡